2020/10/27

夢の話

夢から覚めた。

いや、逆だわ、現実から醒めた。

余裕なんぞこれっぽちもないナ。
でもそれでいいんじゃないかと思うのよ。

ひと月ほど前に、
どうにもザワザワするので、
思い切って一日中静かにカーテンさえ開けずにひたすら布団で横になっていた。
ほとんど瞑想のような状態をキープするのは相当の集中力が要った。

しか〜し、雑事を、右から左へのような事を、繰り返している世の中をしっかり感じ取ることも出来て。
これを経験した後、もう戻れないね。
外から伝わってくる営みの情報全部が、条件反射に終始していることも感じられた。
何一つ、創造的なことがない。
場当たり。

もう恐ろしいくらい魂の抜かれたゾンビ社会かもしれん。

何かを大切にする、
何かを信じる、

その何かが完全に抜け落ちてる。

翻って自分を見た。
もう金輪際そんなことはせぬ。

そんな感覚をもつに至らせてくれた”何か”があるね、確かに。

それを神と言えるかもしれんし。

声高に発する、は信じていない、の宣言と同じ。