Rod Stewart 「The Great American Songbook」。
ひたすらスタンダードをカヴァーしまくるシリーズ。
ズルい!
この人ならではだな〜(笑)
でもまあそんないい曲をまとめてくれてるし、いっぺんに聴ける。
最近になってよく思います。
第二次大戦の頃、アメリカではこんな曲が流れてたのです。
ディカプリオ主演の「Catch Me If You Can」でも、ウォーケンが「Embraceable You」かけながら奥さんと踊るシーンがあります。
少なくとも、あんな優雅なことがあったわけですね、アメリカでは。
優雅なだけじゃなくて、スイングジャズもガンガン流行ってて、踊りまくっていたわけでしょう。
そりゃあ楽しいよ!
対して、日本は?
そんなムードを知ってるヒトたちは、気持ちの上で完全に優ってたでしょう。
物量の差はムードの差。
あの頃の日本の音楽って何だろう?
「楽しい音楽」ってあんまりなかったんじゃないでしょうか?
自然を愛でる曲とかはあったと思うけど、
そういうのは日本は得意だと思いますが、
”ヒト自体”を慰撫するような音楽は、なかったのではないかなぁ。
知らず知らず、その先へ行こうとしてきたのが戦後の日本の音楽なのかも。